皆さんこんにちは！

本日は高の原本店　設計監理部の岸田よりお届けします。

最近お客様のご要望の中で、共通してよく耳にするようになったご要望をご紹介します。

それは、『窓無しのトイレ』！(お風呂も)

もしかしたらこれまで深く考えることもなかった方もいらっしゃるかもしれません。

最近は、トイレやお風呂の窓は無しで！というい方が一定数いらっしゃるように思います。

確かに、昔の汲み取り式のトイレと違って、水洗トイレはしっかりと水で栓がしてあるので

不具合がない限り下水からにおいが上がってくるというようなことはありません。

また、多くの住宅はトイレに24時間換気の換気扇がついているので換気の心配もないですね。

お風呂も同様に24時間換気で常に空気を輩出しているので理論上は換気のために窓を開ける必要はありません。

ちなみに、トイレやお風呂の窓をなくすメリットはあるのでしょうか？？

まず一つはコストですね。単純にお風呂とトイレの分の窓の費用を節約することができます。

また、窓は壁に比べて断熱性能が半分程度になるので、室温環境的にもわずかですが有利に働きます。

言い換えると窓は壁の倍近く外気の温度を通しやすいのです。

あと、個人的にこれが一番大きいと思うのですが、間取りの自由度が広がります。

窓をつけるということは必然的にトイレやお風呂は外部に面する場所に計画する必要がありますが、

窓をつけなくてもいいというだけで、どこにでも計画することができるのです。

上手く計画すると、廊下の面積が小さくなって部屋を大きくとったり、おうち全体の面積を節約することができます。

私も家を建てるときには恐らくトイレは窓無しにすると思うので、ちょっと偏った書き方になってしまいましたが、

正解は一つではなくいろんな形があると思うので、一つの意見としてご参考になれば幸いです。

今回は少々マニアックな話題に突っ走ってしまいましたが、いかがでしょうか(;^_^

また、お役に立ちそうな気付きがあれば共有させていただきたいと思います！

ではまた次回！

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