全面リフォーム・フルリノベーションの費用と進め方|奈良の工務店が事例つきで解説

「キッチンも、お風呂も、間取りも、まとめて新しくしたい」――そう考え始めたとき、最初に気になるのが「いくらかかるのか」「何から始めればいいのか」ではないでしょうか。全面リフォーム(フルリノベーション)は、設備の交換だけでなく間取り変更・断熱・耐震・配管までやり直す大きな工事です。情報が多すぎて、ネットで調べるほど不安になる方も少なくありません。
このページでは、奈良・京都南部で700件以上のリフォーム・リノベーションを手がけてきた楓工務店が、戸建て・マンション・水回り中心の3パターンの実例(350万円・1,000万円・1,400万円)をベースに、費用の目安・進め方・工期・後悔しないためのポイントを整理してお伝えします。最後まで読めば、ご家族に必要な「全面リフォームの全体像」がつかめるはずです。
全面リフォーム・フルリノベーションとは何を指すのか
言葉の使われ方は会社によってさまざまですが、本記事では次のように整理します。
- 部分リフォーム:キッチンだけ、浴室だけ、外壁だけなど、1か所単位の改修
- 全面リフォーム(フルリノベーション):間取り変更や水回り一新、断熱・耐震補強を含めて住まいを大きく作り変える改修
全面リフォームは、間仕切り壁・配管・配線・断熱材・床下構造といった「壊さないと見えない部分」まで触ることが多く、設備の入れ替えだけのリフォームとは別物の検討が必要になります。
全面リフォームの費用相場:楓工務店の実例で見る
全面リフォームの費用は、家のタイプ・面積・どこまで改修するかで大きく変わります。一般的なネット記事の「相場」だけでは、ご自宅に当てはまる金額は見えにくいもの。ここでは、実際に楓工務店が手がけたリフォームの具体事例を3つご紹介します。
事例1:戸建て大改造(築23年・木造/約1,000万円)
奈良近郊・A様邸(ご夫婦+お子さま2人)の事例です。
- リフォーム面積:112.63㎡
- 工期:約3か月
- リフォーム費用:約1,000万円
テレビを置くスペースがなかった非効率な間取りを、間仕切り壁と回遊動線で家事のしやすい空間に大改造。あまり使われていなかった和室は大容量のファミリークローゼットに変更し、LDKとつながる回遊動線を実現しました。壁で囲まれて暗かったキッチンは、構造上抜けない筋交いと柱を活かしつつ、不要な壁を抜いて開放感のある空間に。大きなキッチンカウンターを造作し、お子さまの勉強や軽食のスペースとしても活躍しています。
「必要なところを必要な分だけ変更する」という考え方で、間取り全体ではなく、暮らしのボトルネックを解消する箇所に投資した好例です。
事例2:水回り一新リフォーム(350万円・税込)
もともと離れにあったお風呂の改装相談からスタートしたリフォーム。一度外に出てから浴室やトイレを利用するのはかなり不便で、冬場はヒートショックの危険もあります。そこで、使用頻度の低かった洋室を改装し、浴室・脱衣室・トイレを生活空間に近い使い勝手の良い場所に新設しました。
- リフォーム費用:350万円(税込)
- 内容:浴室・脱衣室・トイレの新設、リビング+ウォークインクローゼットの整備、断熱材の充填、ペアガラスの全樹脂窓への交換
断熱効果の高い窓と断熱材により、「冬の寒さだけでなく、夏のエアコンの効きもまったく違うので、とても快適です」とお喜びの声をいただきました。「全部やる」のではなく、毎日使う水回りと断熱だけに絞った全面リフォームのかたちです。
事例3:中古マンションをフルリノベ(築27年・RC/約1,400万円)
生駒市・I様邸(ご夫婦)の事例です。
- リフォーム面積:77.7㎡
- 工期:約3か月
- リフォーム費用:約1,400万円
天井が低く閉塞感のあった空間を、インダストリアルテイストの住まいへとフルリノベーション。作業スペースの広いII型キッチンを採用し、壁掛けテレビの裏側にはウォークインクローゼットを配置。寝室とキッチンの間に水回りを集約することで動線の無駄をなくし、すべての窓には内窓(電気代節約、防音・防犯効果アップ、1日で出来る内窓リフォーム)を設置。床はモルタル仕上げで、デザインと性能を両立した一邸です。
3事例から見える「費用の幅」の決まり方
3事例を並べると、全面リフォームの費用は次の要素で大きく動くことがわかります。
- 面積:77.7㎡〜112.63㎡で約1.5倍。床・壁・天井の面積に比例
- 間取り変更の規模:壁・配管・電気の移動が多いほど費用は上がる
- 設備グレード:システムキッチンやユニットバスのランクで100万円単位の差
- 断熱・耐震・配管:見えない部分を一緒に直すかどうか
- 素材:無垢フローリング・モルタル床・造作家具など、こだわり度合い
住宅会社のWebサイトに載っている「相場〇〇〇万円〜」だけで判断せず、ご自宅の状態と希望に基づいた個別見積りで比べるのが、結果的にいちばん近道です。
戸建て・マンション・水回り中心|タイプ別の特徴
戸建ての全面リフォーム
戸建ての全面リフォームは、間取り・耐震・断熱・外壁・屋根・配管まで触れる範囲が広いのが特徴です。築20〜30年を超える木造住宅では、耐震性が現行基準に達していないケースも多く、間取り変更と一緒に耐震補強を行うのが安心です。
外まわりは費用がかさみがちな部分です。
マンションの全面リフォーム
マンションは構造躯体(柱・梁・床スラブ・外壁)が共用部のため触れませんが、専有部分内の間取り変更・水回りの位置変更・内装の一新はかなり自由に設計できます。中古マンション購入とセットでリノベーションする「中古マンション×リノベ」も増えており、楓工務店では物件購入前のリノベプラン同行サービスをご用意しています。
マンションは内窓の効果が特に大きいのもポイントです。外気との温度差を抑えやすく、結露・防音・断熱の3つに同時に効きます。
水回り中心の全面リフォーム
「家全体に手を入れる予算はないが、毎日使うところを快適にしたい」という方には、水回り中心の全面リフォームが向いています。事例2のように、浴室・脱衣室・トイレを生活動線の良い場所に集約し、断熱まで一緒にやると、冬の寒さ・ヒートショック・家事動線の3つを同時に解決できます。
全面リフォームの進め方|楓工務店の打合せステップ
全面リフォームは「いきなり契約・着工」とはなりません。楓工務店では、以下のステップでじっくり計画を固めていきます。ステップ1〜3はすべて無料です。
STEP1 ご相談(無料)
リフォーム内容や夢・お悩みのカウンセリング、無料現地調査のお申込みを行います。「具体的にどこを直すか決めていない」段階でも問題ありません。
STEP2 現地調査/ライフプラン(無料)
ご自宅の採寸、家の健康診断、ご家族のライフイベントの整理、資金のプランニングなどをヒアリングします。お子さまの進学・ご定年・親世帯との同居など、これからの暮らしの変化を踏まえてリフォーム範囲を一緒に考えます。
STEP3 プランご提出(無料)
ベースとなるプランのご提案と、概算お見積りのご説明を行います。ここで「思っていたものと違う」「ここはもっと予算をかけたい」といった調整を重ねていきます。
お申込み
詳細な打ち合わせを進める意思表示として、お申込みをいただきます。より具体的なプラン・お見積り作成のため、20万円(税別)をお預かりします(※工事請負契約後、工事費に充当)。
STEP4 現地解体調査
工事内容に応じて、プラン検討のための構造部分の確認や、大工による天井等の部分解体調査を行います。ここで図面ではわからない壁の中・床下・配管の状態を把握します。これがあるかないかで、契約後の追加工事リスクは大きく変わります。
※その後、工事請負契約・着工・引き渡しと進みます。
全面リフォームの工期の目安
楓工務店の事例では、戸建て大改造・中古マンションフルリノベともに工期約3か月が一つの目安です。水回り中心のリフォームはこれより短く済むケースもあります。
戸建ての場合、住みながらの工事ができるかは「どこまで触るか」次第。間取り変更や配管・電気のやり直しが入る場合は、仮住まいが必要になることが多いため、家賃・引越し費用も計画に入れておきましょう。
後悔しないために知っておきたい、楓工務店の取り組み
全面リフォームで起こりがちな後悔として、よく聞くのが「契約後に追加費用がふくらんだ」「壁を抜いてみたら構造が不安だった」「冬になっても寒さが変わらない」といったものです。楓工務店では、こうした不安を仕組みで減らすため、次のことを大切にしています。
耐震診断書に基づいた間取り変更
大工さんの経験則だけで壁や柱を抜いてしまうのではなく、間取りを変更する際は必ず耐震診断書を作成し、補強が必要となる部分がないかを確認したうえでプランを提案します。見た目だけでなく、安心して暮らせる家にするための重要なステップです。詳細は楓工務店のリフォーム・リノベーションのページもあわせてご覧ください。
LIXIL「まるごと断熱リフォーム」登録店
楓工務店は、LIXIL監修の断熱工法「まるごと断熱リフォーム」の施工が認められた登録店です。すぐれた性能をもつ断熱材で壁・天井・床をしっかり覆い、高断熱の窓(隙間がほとんどないから花粉もPM2.5も入ってこない家/C値0.7〜0.8の考え方を新築で培ったノウハウ)や玄関ドアに交換することで、外気温の影響が少なく、冬は暖かく、夏は涼しく過ごせる住まいに近づけます。
中古物件探しから一貫サポートできるワンストップ体制
不動産事業部を併設しているため、中古物件探し→資金計画→住宅ローン選び→設計→施工までワンストップでサポートできます。物件購入前にリノベ担当者が内覧に同行し、「この物件で叶えたい暮らしが実現できるか」「リノベ費用はどれくらいか」をその場でご説明することも可能です。「買ってからリノベ予算が足りなくなった」という後悔を防げます。
追加費用に関するお約束
お客様からの工事内容変更のご希望がない限り、見積もりに記載されていない追加費用を一切ご請求しないことをお約束しています。万が一、追加工事が必要になった場合も、小額でも必ず追加変更契約書を承認いただいたうえで進めます。
10年のリフォーム工事保証+アフターメンテナンス
工事中は建設保険・第三者賠償保険を完備。すべての工事に最高10年の「リフォーム工事保証書」を発行し、完工後も住まいの主治医として定期点検・アフターメンテナンスを実施します。詳細はリフォーム施工事例のページから各事例ページのアフター情報もご確認ください。
累計1,700組のご家族の家づくりで培った提案力
新築・リフォームを含め累計1,700組のご家族の家づくりを担当してきた経験から、間取り・性能・素材の引き出しが豊富です。お客様満足度は98%以上。奈良・京都南部で700件以上のリフォーム・リノベーションを手がけてきた楓工務店として、お一人おひとりのご家族の暮らしに合わせた提案を行います。
建て替えとリフォーム、どちらがいい?
築年数が古い戸建ての場合、「全面リフォームと建て替え、どちらが結果的に得か」で迷われる方も多いはずです。基礎・構造の状態、間取りに対する希望の大きさ、補助金、長期の住まい方によって最適解は変わります。
全面リフォームの予算オーバーを防ぐ4つのコツ
- 「全体予算」を最初に決める:水回り・断熱・外装・内装などで足し算していくと、合計が膨らみやすくなります。総予算を先に決め、優先順位で配分するのが基本です
- 構造調査・解体調査を契約前に行う会社を選ぶ:壁・床・天井の中まで確認してから本契約に進める仕組みかどうかで、追加費用リスクは大きく変わります
- 断熱・耐震は「一緒にやる」のがコスパが良い:壁を開けるタイミングでまとめて行うと、別工事で頼むより圧倒的に効率的です
- 補助金を計画初期から織り込む:内窓・断熱・省エネ系の補助金は条件や時期があります。
FAQ|全面リフォームの費用・進め方によくある質問
Q1. 全面リフォームの費用はどれくらいかかりますか?
楓工務店の実例では、水回り一新で350万円(税込)、戸建て大改造で約1,000万円、中古マンションフルリノベで約1,400万円というケースがあります。家の面積・間取り変更の規模・断熱や耐震の有無で大きく変わります。「相場〇〇〇万円」という単一の数字では決まりません。
Q2. どのくらいの工期がかかりますか?
戸建て大改造・中古マンションフルリノベはともに約3か月が一つの目安です。間取り変更や配管移設が多いほど長くなります。水回り中心の改修であれば、これより短い場合もあります。
Q3. 住みながらリフォームできますか?
部分的な改修であれば住みながらの工事も可能ですが、間取り変更や配管・電気を大きく動かす全面リフォームは、仮住まいが必要になることが多いです。引越し費用・家賃も予算に含めて計画しましょう。
Q4. 中古マンションを買って一緒にリノベする場合、どう進めればいいですか?
楓工務店は不動産事業部を併設しており、中古物件探しから資金計画・住宅ローン選び・設計・施工までワンストップで対応可能です。物件購入前にリノベ担当者が内覧に同行し、改修プランをその場でご説明することもできます。
Q5. 全面リフォームで耐震性は上げられますか?
はい、上げられます。楓工務店では間取りを変更する際は必ず耐震診断書を作成し、補強が必要な箇所を明確にしてから提案します。間取り変更と耐震補強を同時に行うことで、別々に工事するより費用効率も上がります。
Q6. 断熱性能はどこまで上げられますか?
楓工務店はLIXIL「まるごと断熱リフォーム」登録店です。壁・天井・床の断熱材によるカバーや、高断熱な窓・内窓・玄関ドアへの交換を組み合わせることで、新築に近い断熱性能まで引き上げる提案が可能です(建物の状態・予算によります)。
Q7. 契約後に追加費用は発生しますか?
お客様からの工事内容変更のご希望がない限り、見積もりに記載のない追加費用は一切ご請求しません。万が一、解体調査などで追加工事が必要になった場合も、小額であっても追加変更契約書を承認いただいたうえで進めます。
Q8. 保証はどうなっていますか?
工事中は建設保険・第三者賠償保険を完備。すべての工事に最高10年の「リフォーム工事保証書」を発行します。完工後も定期点検・アフターメンテナンスを継続します。
Q9. 補助金は使えますか?
断熱・窓・省エネに関する国の補助金(先進的窓リノベ事業など)や、自治体ごとの補助金が活用できる場合があります。条件や予算枠には時期があるため、計画の初期段階でご相談ください。
Q10. 「建て替え」と「全面リフォーム」のどちらが向いていますか?
基礎・構造の状態、間取りへのこだわり、長く住む年数、補助金の使い方によって変わります。一概に「どちらが得」とは言えないため、まずは無料相談で現地調査をしたうえで比較するのがおすすめです。
楓工務店の街かどモデルハウスでは、リフォーム・リノベーションを検討中の方にも、間取りの感覚や住み心地を体感していただけます。「写真や図面では伝わらない実物のスケール感」を、ぜひご家族でお確かめください。

奈良・京都南部でリフォーム・リノベーションをお考えの方へ。
楓工務店では、現地調査・ライフプラン・プランご提案・概算お見積りまですべて無料です。 中古物件探しから資金計画、設計、施工、アフターフォローまでワンストップでサポートいたしますので、まずはお気軽に無料相談会へお越しください。
