28坪でも広く暮らす!奈良市の設計士が語る広がり設計の工夫とは?

奈良市の閑静な住宅街に建つこちらの住まい。一見すると豪邸のように見えますが、実は延床面積はわずか28坪。
「限られた敷地でも、どうすれば広く感じられるか?」をテーマに、設計士が細部まで工夫を凝らした家づくりを解説。
吹き抜けやウッドデッキ、動線の最適化など、コンパクトでも“伸びやかに暮らせる”秘訣が詰まった住まいをご紹介します。

 

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目次

  • 外観デザイン:28坪に見えないボリューム感
  • 玄関〜LDK:仕切らない開放感設計
  • ウッドデッキと吹き抜け:内と外をつなぐ錯覚効果
  • キッチン&収納:隠す工夫で“生活感ゼロ”の美空間
  • 快適性能:断熱性×床下エアコンで一年中快適
  • 2階の家事動線:洗濯が7歩で完結する間取り
  • 寝室&子ども部屋:小さくても豊かに暮らす設計思想
  • まとめ

外観デザイン:28坪に見えないボリューム感

敷地は46坪、第1種低層住居専用地域に位置し、建ぺい率60%という制約の中で生まれた住まい。
設計士は「28坪でも豪邸に見える家」をテーマに、外観デザインを工夫しました。
交差点に向かって袖壁を張り出し、レッドシダーと塗り壁を組み合わせたフレーム構成。
ボックス感を強調することで、実際の大きさ以上の“幅と奥行き”を感じる外観に仕上げています。

 

 

玄関〜LDK:仕切らない開放感設計

玄関に入ると、まず感じるのは“抜け”のある広がり。
シューズクローク・コートクローク・ただいま手洗いを一直線に配置し、生活動線を効率化。
さらに、玄関とリビングを扉で仕切らずに繋げることで、28坪とは思えない開放感を演出しています。

可動棚のシューズクロークやカーテン仕切りなど、「出し入れしやすく、でも見せない」工夫もポイントです。

 

 

ウッドデッキと吹き抜け:内と外をつなぐ錯覚効果

LDKの外には屋根付きのウッドデッキ(約3畳)が続き、床材の張り方向をそろえることで、
まるでリビングの延長のような錯覚を生み出します。

 

さらに、リビング上部には約3畳の吹き抜けを設け、外の光を柔らかく室内へ導入。
屋外空間と中間領域(※屋内外の中間スペース)をつなぐことで、
28坪でも「30坪超」に感じる設計を実現しています。

 

 

 

キッチン&収納:隠す工夫で“生活感ゼロ”の美空間

キッチンはリクシル製のペニンシュラ型を採用。
腰壁を設けずフラットにすることで視線が抜け、LDKの一体感を保っています。

背面には3枚扉の隠す収納を配置。家電・食器・パントリーをすべて隠し、
冷蔵庫もリビングから見えない位置にレイアウト。

この“生活感を消す設計”こそ、28坪でも広く感じる秘訣です。

 

 

快適性能:断熱性×床下エアコンで一年中快適

この家のもう一つの特徴が、床下エアコン。
基礎内を暖気がめぐり、家全体をやさしく包み込むように温めます。
断熱性能 U値0.45/C値0.2(※住宅性能の指標)を実現しているため、
吹き抜けやオープンな間取りでも快適さを維持。

 

「性能がいいからこそ、広く見せる設計ができる」――設計士の言葉どおり、
デザインと性能が高次元で融合した住まいです。

 

2階の家事動線:洗濯が7歩で完結する間取り

水回りをあえて2階に集約した理由は「家事効率」。
洗面室→室内干しスペース→ウォークインクローゼットが一直線に配置され、
洗濯から収納までわずか7歩で完結。

 

1階に洗濯スペースを置かないことで、LDKの広さを最大化。
リビングに洗濯物が溢れない、すっきりとした暮らしを叶えています。

 

 

寝室&子ども部屋:小さくても豊かに暮らす設計思想

主寝室は6畳+畳コーナー。ベッドを置かずマットレスで過ごすことで、
“非日常のくつろぎ”を演出しています。
吹き抜けとつながる大きな窓が外の緑を取り込み、広がりを感じる空間に。

 

子ども部屋は可変式で、将来的に仕切って使える設計。
今は広いキッズスペースとして、のびのび遊べる空間になっています。

 

 

まとめ

28坪という数字からは想像できない、開放感と暮らしやすさ。
敷地の制約やコストを理由に諦めるのではなく、
“設計の工夫次第で広く暮らせる”ことを証明した住まいです。

性能とデザインを両立し、家族の暮らしに寄り添う。
奈良市のコンパクトハウスが、その理想を体現しています。

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