楓工務店の間取り実例集|人気パターンと後悔しない考え方

「注文住宅の間取り、何から考えればいいのかわからない」——家づくりを始めたばかりの方から、いちばん多くいただく声です。部屋数や広さから考え始めて、いざ図面を並べてみると「なんだか使いにくそう」「思ったより高くなった」と手が止まってしまう。そんな経験はありませんか。
楓工務店の間取りづくりは、じつは「何畳の部屋をいくつ作るか」からは始めません。まず考えるのは、朝起きてから夜寝るまでの家族の動き(動線)と、1つの空間にいくつ役割を持たせられるか(兼用)です。この記事では、実際に多くのお客様に選ばれてきた人気の間取りパターンを、その「考え方」とセットで紹介します。読み終えるころには、あなたの家族に合う間取りの当たりがつくはずです。
まず結論:間取りは「坪数」より「動線と兼用」で決まる
結論からお伝えします。暮らしやすくて、それでいて予算に収まる間取りには、共通する2つの考え方があります。
- 無駄な通路を減らす:廊下や玄関ホールといった「ただ通るだけの場所」を削り、その面積を居室や収納に回す
- 1つの空間を兼用する:階段・畳コーナー・水回りなどに複数の役割を持たせ、坪数以上の広さと便利さを引き出す
この考え方があると、24〜28坪(約48〜56畳ぶん)のコンパクトな住まいでも、18〜20畳の広々としたリビングをつくることができます。「小さめの家=狭い暮らし」ではありません。以下では、その具体的なパターンを見ていきます。
人気パターン①「洗う・干す・しまう」が数歩で終わる洗濯動線
共働きのご家庭や「片付けが苦手」という方に、いちばん喜ばれている間取りです。重い洗濯かごを持って2階のバルコニーへ往復する——この毎日の負担を、まるごとなくします。
間取りの構成
脱衣室(洗濯機)↔ 室内干し・サンルーム ↔ ファミリークローゼット(家族の服をまとめて収納する部屋)を一直線、または通り抜けできる形でつなぎます。洗って、その場で干して、乾いたらハンガーごとスライドさせてしまうだけ。移動はわずか数歩で完結します。
浴室乾燥機やガス衣類乾燥機、室内物干しバーを組み合わせれば、天気に振り回されることもありません。
人気パターン②買い物帰りが秒で片付く「帰宅動線」
玄関からリビングを通らずに、キッチンや収納へ直行できる「裏動線」です。両手いっぱいの買い物袋を、家族に見せることなくすっきり片付けられます。
間取りの構成
玄関 ↔ 土間収納(靴のまま入れる収納。シューズクローク)↔ パントリー(食品・家電のストック収納)↔ キッチンという順につなぎます。帰宅したらシューズクロークで上着とカバンを置き、そのままパントリーへ。冷たい飲み物やストック食材を冷蔵庫へ直接しまえます。
生活物資がリビングに持ち込まれないので、来客時もLDKが散らかりません。
人気パターン③廊下を断捨離した「大空間LDK」
玄関を開けると、廊下をはさまずにダイレクトで大きなLDKへつながる——これが楓工務店でいちばん人気の骨格です。通路をなくしたぶんの面積がリビングに加わるので、同じ坪数でも体感の広さがまるで違います。
広さの感覚は畳数だけでは決まりません。天井の高さ、窓からの視線の抜け、家具の置き方で、実際の面積以上に広く感じられます。
人気パターン④「回遊動線」vs「あえて選ばない動線」
ぐるぐる回れる回遊動線は人気ですが、楓工務店では「流行っているから」では採用しません。ご家族の暮らし方に合わせて、選ぶ・選ばないを判断します。この見極めこそがプロの設計です。
回遊動線が向いている家
- 家事のショートカットをしたい(洗面→キッチン→リビングを最短で回りたい)
- 夫婦2人で並んでキッチンに立ってもぶつからない余裕がほしい
- 子どもが家の中を走り回れる、遊び場のような回遊性を楽しみたい
家の中心に水回りを配置し、その周りを回れるようにすると、廊下をつくらずに回遊できます。コンパクトな平屋でも快適な移動を実現できるパターンです。
あえて回遊させない家
一方で、回遊のための通路(ドアや開口)を「あえて塞ぐ」選択もあります。塞いだ壁面をまるごと収納にできるうえ、ドアの枚数が減って建築コストが下がり、地震に耐える壁(耐力壁)も確保しやすくなります。「収納量とコストを優先したい」というご家族には、こちらが正解になることもあります。
人気パターン⑤広く・おしゃれに見せる設計テクニック
実際の広さ以上に、空間をのびやかに、上質に見せる工夫です。おしゃれさと暮らしやすさは両立できます。
梁(はり)をあえて見せる
天井裏に隠れる構造の梁を、あえて室内に見せる仕様です。天井が高くなって縦方向の抜け感が生まれ、空間の大きなアクセントになります。SELECT・ORDERでは標準仕様に含まれます。
冷蔵庫・生活家電を「隠す」
すっきりしたLDKを保つ最大のコツは、冷蔵庫・電子レンジ・ゴミ箱といった生活感を視界から消すことです。キッチン奥やパントリーに家電用コンセントをまとめて配置し、リビング側から見えないようにゾーニング(配置の区分け)します。
中庭・ウッドデッキとリビングをつなげる
リビングの大きな窓の外にウッドデッキや中庭を設け、室内の床材と外のデッキ材の木目の向きをそろえます。すると視覚的に「外までリビングが続いている」ように見え、実際の何倍もの広がりを感じられます。
人気パターン⑥土間・趣味スペースの工夫
玄関横の土間(土足で使える床)を、単なる靴収納で終わらせないのも楓工務店らしい間取りです。
- 趣味の土間収納:壁にビスを打ちやすい木質ボードを張り、釣り竿や自転車、キャンプ道具をかっこよく飾りながら収納。汚れてもさっと掃除できます
- カーテンで隠せる可変収納:普段は扉なしで出し入れをラクにし、急な来客時はロールスクリーンやカーテンをサッと下ろして目隠し。散らかりを一瞬で隠せます
- 階段まわりの兼用:階段下をおこもり感のある「ヌック(小さな居場所)」にしたり、下段をリビングのベンチとして使ったり、デッドスペースを居場所に変えます
商品ライン別にできること・価格の目安
ここまでの間取りパターンは、楓工務店のどの商品でも取り入れられますが、自由度と価格は商品によって変わります。ご予算とこだわりの度合いで選んでください。
ORDER(オーダー)|完全フルオーダー:2,240万円〜
間取り・仕様・素材に制約を設けず、設計士とゼロから住まいをつくる完全自由設計です。スキップフロアやインナーガレージ、変形地への対応など、複雑なこだわりも構造計算を背景に形にします。細部までとことんこだわりたい方に。
SELECT(セレクト)|セミオーダー:2,110万円〜(1番人気)
間取りは自由設計としながら、内装・外観は80通りのテイストから選ぶ形です。梁みせや塗り壁などが標準に含まれ、真冬にエアコン1台で家中あたたかい断熱性能(UA値0.46/HEAT20 G2基準)をベースに、大空間と家事ラク間取りを両立できます。自由度とコストのバランス重視の方に。
COCOQUMI(ココクミ)|定額制注文住宅:1,840万円〜
910mm四方のグリッドを基準に、形・サイズ・デザインを組み合わせる定額制の住まいです(平屋・2階建で36パターン)。価格と仕様が最初から明確で、隙間がほとんどないから花粉やPM2.5が入りにくい気密性能(C値0.7〜0.8)と、消防署と同レベルの地震に強い基準(耐震等級3)を確保しながら、人気の家事ラク動線もコスパよく取り入れられます。
各商品の違いは商品ラインナップで、実際の完成事例は施工事例でご覧いただけます。
間取りで後悔しないための3つの考え方
①「今」だけでなく「10年後」で考える
子ども部屋、収納量、来客——家族の暮らしは時間とともに変わります。可動間仕切りで将来分けられる子ども部屋にするなど、変化を織り込んでおくと後悔が減ります。
②「憧れ」より「毎日の動き」を優先する
吹き抜けや広い和室など、憧れの要素は魅力的ですが、まずは毎日繰り返す家事・帰宅・身支度の動線を整えるのが先です。憧れは、動線を固めたうえで無理のない範囲で足していきます。
③お金は「逆算」で考える
楓工務店では、総予算を先に決めてから土地と建物に振り分ける「逆算方式の資金計画」をおすすめしています。さらに、間取り・仕様・地盤補強費まで決めてから契約するため、契約後に費用がふくらみにくく、2022年10月〜2023年9月の実績では契約後に平均13万円の「減額」を実現しています(=契約金額より、むしろ安くなる家づくり)。
よくあるご質問(FAQ)
Q1. 楓工務店の間取りは自由に決められますか?
商品によります。ORDER・SELECTはゼロからの自由設計が可能です。COCOQUMIは36パターンをベースに組み合わせる定額制で、自由度は一定範囲ですが、そのぶん価格と仕様が明確です。
Q2. 楓工務店の価格(本体)はいくらくらいですか?
建物本体価格の目安は、COCOQUMIが1,840万円〜、SELECTが2,110万円〜、ORDERが2,240万円〜です(いずれも税別)。土地・諸費用は別途必要になるため、総額は無料相談会で個別にご案内します。
Q3. コンパクトな家でも広いリビングはつくれますか?
可能です。廊下や玄関ホールを削って居室に回すことで、24〜28坪の住まいでも18〜20畳の大空間LDKを実現した実例が多数あります。
Q4. 回遊動線は必ず取り入れたほうがいいですか?
いいえ、必須ではありません。家事のショートカットや遊び場としてメリットは大きい一方、通路を収納に回したほうが暮らしに合うご家族もいます。ライフスタイルに合わせて選ぶのがおすすめです。
Q5. 家事ラクの間取りで、いちばん人気はどれですか?
「脱衣室↔室内干し↔ファミリークローゼット」をつなぐ洗濯完結動線と、「玄関↔土間収納↔パントリー↔キッチン」の帰宅動線が二大人気です。どちらも共働き世帯から高い支持をいただいています。
Q6. 生活感の出やすい冷蔵庫や家電を隠すには?
キッチン奥やパントリーに家電用コンセントをまとめて配置し、リビング側から見えないようゾーニングします。これだけで、来客時でもすっきりしたLDKを保てます。
Q7. 平屋でも同じ間取りの工夫はできますか?
できます。むしろ平屋はワンフロアで動線を組みやすく、家の中心に水回りを置いた回遊動線などと相性が良い間取りです。
Q8. 間取りだけ先に相談することはできますか?
もちろん可能です。無料相談会では、ご家族の暮らし方をうかがったうえで、間取りの方向性から一緒に整理します。まだ土地が決まっていない段階でもお気軽にご相談ください。
Q9. 間取りの実例はどこで見られますか?
施工事例ページで多数公開しています。また、街かどモデルハウスでは実際の間取りを体感いただけます。
実物の間取りは、街かどモデルハウスで確かめてください
楓工務店の街かどモデルハウスでは、この記事で紹介した家事ラク動線や大空間LDK、収納の工夫を、実際の間取りとして体感いただけます。図面や写真ではつかみにくい「広さの感覚」や「動線の心地よさ」を、ぜひご自身の足で確かめてください。

奈良・京都南部で家づくりをお考えの方へ。
楓工務店では、資金計画から土地探し、設計、施工、アフターフォローまでトータルサポート。 まずはお気軽に無料相談会へお越しください。
