施工事例から見る楓工務店の家づくり|奈良の注文住宅の実例で分かる工夫

「カタログの写真はきれいだけど、本当に自分たちの土地や暮らしに合う家が建つの?」——家づくりを考え始めると、誰もが一度はこう感じます。土地の広さも、家族のかたちも、予算も、暮らしの悩みも、一つとして同じものはありません。だからこそ、いちばん参考になるのは「実際に建てられた家」です。この記事では、奈良で注文住宅を中心に700組を超える家づくりを担当してきた楓工務店の施工事例を、「どんな土地・どんな悩みを、どんな工夫で解決したか」という視点でご紹介します。狭い土地、変形地、平屋、ガレージハウス、二世帯——あなたの状況に近い実例がきっと見つかります。読み終えるころには、「自分たちならこうしたい」という家づくりの輪郭が、少しずつ見えてくるはずです。
施工事例を「写真」ではなく「悩みの解決」で見ると分かること
施工事例集をめくると、つい内装のおしゃれさや広さに目がいきます。でも、本当に見てほしいのは「その家がどんな課題を抱えた土地・家族のために建てられたか」です。なぜなら、家づくりの満足度は「立派な家かどうか」ではなく、「自分たちの暮らしの不満が解消されたかどうか」で決まるからです。
楓工務店の家づくりは、家を建てることをゴールにしていません。家づくりは、その人の「今からの幸せな暮らし」を叶えるための手段だと考えています。だから事例を見るときも、「広いLDK」ではなく「狭い土地でも広く感じる工夫」、「中庭のある家」ではなく「家事がラクで猫も見守れる動線」というように、暮らしの課題とセットで見ると、自分たちに置き換えやすくなります。
以下では、土地や家族構成ごとに代表的な施工事例を紹介します。すべて奈良県内・京都南部の実際の家づくりから生まれた工夫です。さらに多くの実例写真は、公式サイトの施工事例ページでもご覧いただけます。
【狭い土地】28坪でも豪邸級に感じる2階建て(奈良市)
「希望のエリアは見つかったけれど、土地が狭い」「法律の制限で大きな家が建てられない」——奈良市内の人気エリアでは、こうした悩みがよくあります。
抱えていた悩み
この事例の土地は敷地46坪。ただし第1種低層住居専用地域で容積率60%という厳しい制限があり、実際に建てられるのは最大28坪まででした。「広い家がいい」と希望していた奥様は、最初は土地を見て落胆されていたそうです。
設計の工夫
- 廊下と玄関ホールを極限までなくす:移動だけに使う面積を削り、その分を約18畳のLDKに振り分けました。
- 大きな吹き抜けとスケルトン階段:LDKに縦の広がりと光を取り込み、視線が上に抜けるようにしています。
- ウッドデッキとリビングの床を同じ高さに:室内と外(約4畳のウッドデッキ)を一体化させ、視線を外まで抜けさせることで、実質30坪以上の広さに感じる「錯覚の工夫」を施しました。
- 「洗う・干す・しまう」が数歩で完結:脱衣室のすぐ横に室内干しスペースとウォークインクローゼットを配置し、家事動線を短くしています。
住んでからの変化
「立つまでは不安でしたが、めちゃくちゃ快適で広くて明るくてあったかいです」「友達にも『28坪に見えない』と言われて嬉しい」
利便性の高い立地と、広く感じる暮らしの両方を手に入れられた事例です。狭い土地でも、設計の工夫しだいで体感の広さは大きく変わります。
【平屋】中庭のある26坪のワンフロア(3人家族+猫)
「老後も安心して暮らしたい」「家事をラクにしたい」——そんな願いから平屋を選ぶご家族が増えています。
抱えていた悩み
30代のご夫婦とお子さま1人のご家族。将来、階段の上り下りがつらくなることを見据えて、安全に暮らせるワンフロアの平屋を希望されました。あわせて、家族の一員である猫が快適に過ごせる家にしたいという想いもありました。
設計の工夫
- コの字型+約4坪の中庭:建物をコの字型にして中央に中庭を設け、すべての部屋から眺められるようにしました。猫が遊ぶ様子をどこからでも見守れます。
- 水回りを中心にまとめた回遊動線:家の中心に水回りを集め、ぐるりと回れる動線にすることで家事効率を高めています。
- 来客スペースとプライベート空間をワンクッション:寝室などのプライベート空間を来客用スペースから一段区切り、気配や生活音をほどよく遮断しています。
住んでからの変化
「子供が巣立った後も、余った部屋を夫婦それぞれの趣味に使ったりできる」「家事動線がコンパクトで使いやすい」
無駄のない合理的な暮らしを楽しまれています。
【変形地・高低差のある土地】カーテンレスで暮らすプライベートリゾート
「高低差がある」「形がいびつ」——一般的には扱いにくいとされる土地も、見方を変えれば大きな個性になります。
抱えていた悩み
49坪の高台にある、高低差のある土地。眺めはよい一方で、外からの視線やプライバシーの確保が課題でした。
設計の工夫
- 道路側は窓をなくして閉じる:外から見ると閉鎖的に見せ、プライバシーを守ります。
- 室内は天井までの大きな窓で開放的に:高台で外からの視線が届かないため、カーテンを開けっぱなしのまま景色を楽しめます。
- 土間リビングと屋上庭園:1階に土間リビング、2階にルーフバルコニー(屋上庭園)を設け、仲間を呼んでバーベキューやプールを楽しめる空間にしました。
住んでからの変化
「友達が来てもちゃんと区切れるので全くストレスなく来てもらってます」「夜にビールを飲みながら景色や花火を楽しめる」
非日常を日常に取り入れた暮らしを実現されています。土地の条件を「制約」ではなく「素材」として生かせるのが、自由設計の注文住宅の強みです。
【ガレージハウス】夫婦の趣味を詰め込んだインナーガレージの家
「好きなものに囲まれて暮らしたい」——趣味を中心に据えた家づくりも、注文住宅ならではの楽しみです。
抱えていた悩み
賃貸住まいで、壁に穴を開けられない・大きな趣味の道具を置けないといった制限にストレスを感じていたバイク好きのご夫婦。
設計の工夫
- 玄関すぐのインナーガレージ:玄関を入って左手にガレージが広がり、室内から愛車のバイクを眺められる設計にしました。
- DIYを楽しめる壁(OSB合板):壁にOSB合板を張り、自分たちで自由に棚や道具を取り付けてカスタムできるようにしています。
- 将来を見据えた広さ:「高齢になってバイクを手放した後は車を入れられる広さ」を確保し、ライフステージの変化にも対応しています。
住んでからの変化
「雨の日も濡れずに家に入れます」
趣味と実用、そして将来の暮らしまで見据えた家づくりの好例です。
【二世帯・リノベーション】家族の距離感に合わせた住まい
楓工務店では新築だけでなく、既存の住まいを生かしたリノベーションによる二世帯住宅の実績も豊富です。たとえば「想いをあわせたしっかり二世帯住宅のお家(大和郡山市)」や、「無垢フローリングのシアタールームでくつろぐ2世帯住宅(橿原市・リノベーション)」など、ご家族ごとの生活リズムや距離感に合わせた間取りを実現しています。
二世帯住宅は「どこを共有し、どこを分けるか」の設計が暮らしやすさを大きく左右します。
事例に共通する「3つの楓らしさ」
土地も家族もバラバラな事例ですが、できあがった家には共通点があります。
1. 限られた条件を「工夫」で解決している
狭い土地、厳しい法規制、変形地——どの事例も、制約をマイナスにせず、設計の工夫でプラスに変えています。これは、間取りを0から考えられる自由設計だからこそできることです。商品ごとの自由度の違いは商品ラインナップでご確認いただけます。
2. 「見た目」だけでなく「性能」も両立している
楓工務店の家は、デザインだけでなく、真冬にエアコン1台で家中があたたかい家(断熱性能 UA値0.46・HEAT20 G2基準)を標準としています。実際、引き渡し後のお客様からは「気密性が良いのか本当にあったかいです」「冬の底冷えがひどかったので冬が来るのが楽しみ」「結露がまったくなくなりました」といった声が寄せられています。
3. 「住んでから」を見据えている
老後を見据えた平屋、趣味の変化に対応するガレージ、子の独立後に使い方を変えられる部屋——どの事例も、建てた瞬間ではなく「10年後・20年後の暮らし」まで考えて設計されています。
引き渡し後のお客様のリアルな声
施工事例の「その後」を知る手がかりとして、実際にお住まいのお客様からいただいた声の一部をご紹介します(自社アンケート・お電話の記録より)。
性能の高さによる快適な暮らし
- 「結露がまったくなくなりました。以前の家では結露が一番の悩みだったので解消されて嬉しいです」
- 「気密性が良いのか本当にあったかいです!!」
- 「冬の底冷えがほんとひどかったので冬が来るのが楽しみです!」
収納力と家事動線
- 「圧倒的に収納です!!!賃貸からお家づくりしようとしたきっかけもこれだったので!」
- 「これまでは洗濯物を干す場所が無くてカーテンレールに干していたのが、サンルームで広々と干せるようになって安心感が良いです」
スタッフの対応・おもてなし
- 「敷地横の市のフェンスが傾いていて不安だったが、担当者が市に掛け合って直してくれた。感動するぐらい対応していただきました」
- 「長時間の打ち合わせに子供を連れて行くのが大変でしたが、楓工務店では保育のスタッフがいて、いい意味でほったらかしにできてとても助かりました」
こうした声の積み重ねが、お客様満足度98点(ハガキアンケートによる自社調査)という数字につながっています。
施工事例を「自分の家づくり」に生かす3ステップ
たくさんの事例を見たら、次は自分たちの家づくりに落とし込みましょう。
- 「気になった工夫」をメモする:広く感じる工夫、家事動線、趣味の空間など、「いいな」と思った点を箇条書きにします。
- 自分たちの「悩み」と並べる:今の住まいの不満(寒い、収納が少ない、視線が気になる等)と照らし合わせます。
- 実物大の空間で体感する:写真や図面では分からない広さ・天井の高さ・光の入り方は、実際に立ってみるのがいちばんです。街かどモデルハウスで体感してから相談すると、イメージがぐっと具体的になります。
よくある質問(FAQ)
Q. 紹介されている事例と同じ家を建てられますか?
事例はすべて、その土地・ご家族のための完全オリジナル設計です。まったく同じ家にはなりませんが、「広く感じる工夫」「中庭の使い方」など、気に入った要素を取り入れて、あなたの土地と暮らしに合わせて設計することができます。
Q. 狭い土地や変形地でも建てられますか?
はい。記事で紹介したように、28坪までしか建てられない土地や高低差のある変形地でも、設計の工夫で快適な住まいを実現しています。むしろ条件のある土地ほど、自由設計の強みが生きます。
Q. 施工事例はどこで見られますか?
公式サイトの施工事例ページで写真付きの実例を多数公開しています。気になる事例があれば、相談会のときにスタッフへお伝えください。
Q. 予算が限られていても理想の家は建てられますか?
総予算を先に決めて、そこから土地と建物に振り分ける「逆算方式の資金計画」で、予算内での理想を一緒に考えます。間取り・仕様・地盤補強費まで決めてから契約するため、楓工務店では契約後に平均13万円の「減額」を実現しています(2022年10月〜2023年9月実績)。
Q. 平屋と2階建て、事例ではどちらが多いですか?
どちらの実績も豊富です。土地の広さ・ご予算・将来の暮らし方によって最適解は変わります。
Q. ガレージハウスや趣味の空間も対応できますか?
はい。インナーガレージ、土間、シアタールーム、DIYできる壁など、趣味やライフスタイルに合わせた空間づくりに数多く対応してきました。「こんな暮らしがしたい」というイメージをお持ちいただければ、設計士が形にする方法を一緒に考えます。
Q. 二世帯住宅やリノベーションの事例もありますか?
あります。新築の二世帯住宅に加え、既存住宅を生かしたリノベーションによる二世帯化の実績もあります。ご家族の距離感に合わせて「共有する場所・分ける場所」を設計します。
Q. 建てたあとのアフターは事例でどうなっていますか?
引き渡し後も、引き渡し後30年間プロが定期的に家の健康診断を行うサービス「カエサポ(30年定期点検)」でフォローしています。
Q. 事例を見て相談したくなったら何から始めればいいですか?
まずは無料相談会か、街かどモデルハウスの見学がおすすめです。気になった事例の写真を見せていただければ、それをもとに具体的なアドバイスができます。
まとめ|事例は「自分たちの暮らし」を映す鏡
施工事例は、ただのきれいな家の写真集ではありません。狭い土地、変形地、平屋、趣味の空間——それぞれのご家族が抱えた悩みを、設計の工夫でどう解決したかの記録です。「自分たちの土地・家族なら、この工夫が使えそう」という視点で見れば、家づくりのヒントが次々に見つかります。
そして、写真や図面だけでは分からない「広さ」「あたたかさ」「光の入り方」は、実物で体感するのがいちばんの近道です。気になる事例があれば、ぜひ実際の空間で確かめてみてください。
楓工務店の街かどモデルハウスでは、事例で紹介したような間取りの工夫や住み心地を、実物大で体感いただけます。

奈良・京都南部で家づくりをお考えの方へ。
楓工務店では、資金計画から土地探し、設計、施工、アフターフォローまでトータルサポート。 まずはお気軽に無料相談会へお越しください。
